台湾旅行2〜恋は女を獣にした〜

2日目は昼頃にノソノソ起き出して、女子旅in台湾です。

行天宮でお参りをしておみくじを引きました。

占いの通りで運勢を見てもらいました。

来年運命の人と出会えるそうです。

こういう事を言われると、今日までに出会った人の中には運命の人はいないのか、と穿った考え方をしてしまうんですよね。

どうやら僕には、「ずっと友達だと思ってたのに椅子に上って高いものを取ろうとした時に支えてくれてたアイツにバランスを崩して倒れこんでしまいその時唇と唇が触れてバッ…////今のはノーカンなんだからね!って言ったのにも関わらずそれからアイツの事をつい目で追ってしまうしなんだかドキドキすることが増えて胸の病気なのかななんて思っていたら心理クイズで楽しいことがあった時に真っ先に伝えたい人を思い浮かべてと言われてアイツの顔が思い浮かんだらそれがあなたの好きな人ってベタな答えを出されてうそだよやめてよでもそう言われるとあの日公園で雨宿りをしていた時に迎えに来てくれて無言で差し出された傘をいつもならサンキュって借りるのにアイツがもう一本傘を持って来たことを少し残念に思ってしまったり今まではソファで隣に座る時に太ももがくっついても気にしてなかったのに離れようとしてしまったり同じ飲み物を飲むことが嬉しいし最近一眼レフを買ったのも写真を撮るのが好きなアイツと共通の趣味の話をしたいからなのかなと気づいてしまってからはもう意識をせずにはいられなくなって話しかけられるだけで目と目が会うだけで笑いかけてくれるだけで胸の高鳴りが止まらずそうは言っても頭も体も大人であるが故に触れ合いを求めてしまうのも仕方がないのである。

だが、真知子はどうしても長年培ってきた友達という壁をついに崩すことはできなかった。

友達以上を求めれば康夫はどう思うだろうか、裏切ったと思うだろうか。隠していた事を怒るだろうか。俺はそんなつもりはないと距離を置かれてしまうだろうか。でも、ひょっとしたら、万が一、康夫が私を好きだったら。そして今の私と同じように友達という鎖に縛られて苦しんでいるのだとしたら…。

開放してあげなければならない。だって助けてあげたい。好きだから。

康夫はきっと私の事を好きだから。康夫の事を救えるのは選ばれた私だけだから。

いつの間にか真知子の目は、恋する女の目ではなくなってしまっていた。集点が合わず時々細められる充血したその目は動物の目であった。人間が恐れる肉食動物の目であった。」

みたいな事は起こらなさそうです。ざーんねん。

 

その後はカフェに寄って休みつつお土産を物色。

あとはお茶屋さんで試飲をさせて貰い、気に入ったお茶を購入したり。

夜は台湾初めてのゲイバーを2件回りました。

別に来ていた台湾人のお客さんに飲ませてもらったドラゴンの絵が描いてある瓶のお酒でノックアウトされ(注射する時に腕に塗る脱脂綿の匂いの味がしました)そのままホテルへ戻り爆睡でした。

3日目は近所をだらだらと。

朝ご飯にルーロー飯を食べました。

パワースポットの龍山寺に行ってお参り。ルールが多くて覚えきれません。

これまた台湾で初めてのマッサージを受けました。今まで友達と台湾に来るたびに俺はいいよーってなんとなく行かなかったマッサージですが、行ってみると凄い良かった…。

今回は上半身と足裏でしたが次は全身とかやりたいですね。色んなお店を試してみたいですね。角質とかも取ってみたい。

その後は前回台湾に来た時に知って気になっていた、清朝時代の建物が残っている場所に行ってぶらつきつつ写真を撮ったり。海外アーティストのジャケ写みたいなの撮れるかと思ったのですが、撮ってもらった写真には小太りのちっちゃなおっさんが写っていました。しょっぱい。

最後の食事は小籠包でした。安定の味でした。美味しかった。

今回の旅行は、気の置けない友達と行けたし、初体験がてんこ盛りですごく楽しかったです。

ここのところ、やったことがある事や知っている事の中でしか生きていなかったことに気付かされました。もっといろいろ知りたいことあるしやりたいことあるなー。楽しいことを今後も見つけていきたいと思います。